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銅の熱伝導率

今年は、職人として20年、独立して10年とゆう節目の年。

その節目の年として、個展を各地で開催させていただきます。

7月は、新潟県秋葉区 三方舎様

8月は、福島県猪苗代町 Roots shop 猪苗代様

9月は、群馬県前橋市 Avanti様

10月は、新潟県燕市 ツバメコーヒー様にて開催です。

その個展ツアーに向けて

湯沸の製作を進めています。

湯沸と温度計

先ずは、銅の湯沸の事を知ろうと

どれくらいの時間でお湯が沸くのか

どれくらいでお湯が冷めてゆくのかの実験。

カセットコンロの上で水 1.5リットルを入れ、95℃まで沸かすのに9分18秒かかりました。

そして、5分後には89℃に

10分後 85℃

15分後 81℃

20分後 77℃

25分後 73℃

30分後 71℃

40分後 65℃

50分後 61℃

60分後 58℃と変化をしてゆきました。

また、0.5リットル沸かすのには3分44秒。

次回は、他の素材との比較をしてみたいと思います。

銅は熱伝導率が良いので、温まり易い素材と言われています。

ただ、「温まり易いだけに、冷め易いのでは?」とゆう疑問も生まれます。

銅が温まり易く冷め難い性質は、熱容量と関係があるようです。

熱容量とは、比熱×重さではじき出される数値。

比べていただくと、熱伝導率の違いによって、普段お使いになっている銅と鉄の鍋やフライパンの温まり方の違いが、数値でもご理解いただけると思います。

また、アルミニウムも熱伝導率が良く、比熱も高いのですが、比重が小さい為に、厚い材料なら熱容量が得られるとゆうことになります。

このように、私も本日、数値で学んだ事を、実地に活かしてゆきたいと思います。

銅の材料の厚みを、湯沸や鍋、フライパンなど、道具の使われ方、活かし方によって、更に的確に変えてゆきたいと思います。

また、今日のお昼に解凍したお肉。

こちらも、銅鍋の中にいれて、放置しておくと、ディップが出ません。

きっと、これも銅鍋の熱伝導率や熱量料の効果なのだろうと思います。

是非、みなさんも実感していただけたら、幸いに思います。

ご自身で、一日をかけてつくる、銅鍋づくり体験も、毎月1回。

三条ものづくり学校様にて開催中です。

また、お仲間を集めていただけて、音が出せる環境がありましたら、道具を積んで、全国各地に赴かせていただきますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


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